第28回発表会大盛況!!

2013年12月15日彩の国さいたま芸術劇場小ホールにて森下ピアノ教室第28回発表会”小さな彩の音楽会”を開催しました。

第1部

第一部のピアノソロ演奏では一人一人が一年間の集大成として大曲に挑みました。今回は特に個性的で自己表現がしっかりできている演奏が目につきました。
音色がとても美しく引き込まれそうな演奏や繊細さとダイナミックさをうまくコントロールしストーリー性のある演奏など数々あり力量を発揮してくれました。

日頃の”先取りテクニック指導”やイメージトレーニングなどの他、二年前より導入した”楽典のグループ学習”も楽曲への理解を深めていることを感じました。子供たちの表現の引き出しが確実に増えている様子が観てとれました。

また、音大卒業生の熟達した演奏は演奏会さながらで聴きごたえがありました。

”音楽は言葉”自分の指先を通して表現することを楽しみ、本番を経験することで強い心と聴衆の前で自己表現する喜びを味わってください。

第2部

第二部ではゲストコーナーと題してプロの演奏や演技を鑑賞しました。

今回はタップダンス界の第一人者、佐々木有子さんと、率いるダンスグループの8名をお招きしタップダンスを楽しみました。タップは足元だけのダンスというイメージを払拭する全身を使った美しくてかっこいいダンスに魅了されました。

軽快なステップと音楽のコラボが絶妙で、翔巧先生と生徒によるピアノ連弾の伴奏によるダンスも見事に決まりました。
中でも、ピアノ教室の子供たちが参加したリズム遊びでは、タップを体験でき大いに楽しめました。

変化に富んだプログラムとステージングもすばらしく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
観賞後には思わずタップを踏んでしまいました。

第3部

第三部は手づくりミュージカル”ライオンキング”を上演しました。

劇中音楽すべて小学3年生以上の子供たちによるアンサンブル演奏で綴り、2年生以下の子供たちはダンスしながら熱唱です。主人公の独唱パートはゲストの児玉興隆さん、女性アンサンブル”ラ・ルーナ”の皆さんに助演いただいて聞き応えのある歌声を披露していただきました。

オープニングのジャングルの動物登場の場面ではお父さん扮する、ぞう、きりん、ザズー(鳥)の行進の演技がみんなの目を釘付けにしました。動物たちの衣装を制作してくださったお母様方にも脱帽です。

第三部ではアンサンブル演奏の勉強をしながら総合芸術としての音楽を体験し、また子供たちばかりでなく家族やスタッフの皆さんみんなで一つの作品を創りあげる過程と達成感を味わっていただけたらと毎年知恵を絞っております。

ご協力いただいたエレクトーン音源作成の宮崎先生、編曲の翔巧先生、シナリオ作成の松井さん、朗読の川村さん、三浦さん、振り付けの夏菜さん、プラカード作成の佐藤さん、ステージの佐藤先生、佐野さん、記録の三隅さん、印刷物作成の田中さん、ご父母のみなさん、劇場スタッフのに皆さん、本当にありがとうございました。

森下富未