第34回発表会”小さな彩の音楽会”開催♪

令和元年10月20、27日に第34回発表会を開催いたしました。例年に増して沢山のお客様においでいただきご好評を頂きました。

第1部 ピアノ独奏

一人一人が一年の集大成の演奏を披露します。初出演の子どもたちはお母様、お父様との連弾1曲・ソロ曲1曲の計2曲を演奏します。親子連弾は楽しいばかりでなくステージの緊張感や本番で力を発揮することの難しさ、やり遂げたときの達成感を身をもって親御さんに体験していただくことができます。

2年目以降応援に回っていただくご家族に、あの緊張感の中子どもたちがたった一人でステージに立って演奏するという偉業をより理解していただくことに繋がります。そして、自然と子どもに対する言葉かけやアドバイスに反映されていくと思います。
これから続くピアノ学習のための大切なご家族のサポートと楽しい思い出のために、これからも親子連弾を続けていこうと思います。
今回のピアノ独奏は音色にこだわって練習を重ねました。腕や体の使い方で様々な変化をつけ、より繊細なタッチを導き出すような指導をしました。各々が取り組んだ曲の表情に合わせて、ふさわしい音色が造り出せたのではないかと思います。

第2部 ゲスト演奏

第二部のゲスト演奏では大宮を中心に大活躍の和太鼓グループ”すわんど GOLDEN TIMES”の皆さんをお招きいたしました。お腹の底に染み渡る大迫力の演奏に場内は圧倒されました。

演目は GOLD RUSH、VIVA OK!、三宅太鼓。太鼓に加え篠笛や獅子舞のパフォーマンスもあり伝統芸能の素晴らしさを満喫しました。
獅子舞に噛まれた人は1年間良いことが訪れると言われているそうです。森下ピアノ教室に通ってくださる皆さんすべてに良いことがありますように!!

第3部 アンサンブル

アンサンブルは34年前から取り組んできました。当時は会場のピアノと教室から持ち込んだ電子ピアノの2台でのシンプルなアンサンブルで、曲目も各々が別々の曲を演奏していました。何年かして、ひとつのお話を朗読と演奏で綴ったら面白いのではないかと思い立ち、スライド映写も加え劇版が始まりました。そして、少しずつ新しい試みを加え、現在のようなミュージカルへと発展してきました。

今年は「ハウルの動く城」を上演しました。劇中音楽はそのシーンの雰囲気や心情をストーリーから読み取りやすく、イメージを音楽の中に投影しやすい効果があります。自然と表現力、音楽性が養われていきます。また、お友達と合わせるのは楽しく、音の充実感があり、レベルの差があっても組めるため異学年交流にもなる等、様々な付加価値があります。

歌や踊りで参加する子どもたちはカラフルな衣装から色彩を感じ、歌心やイメージを膨らませます。踊りはりとみっくの要素を含み幼少期に身につけたい生きたリズム感、テンポ感等を培うことができます。皆さんの成長を間近に感じ、ミュージカルの教育的価値を改めて見出しています。
このミュージカルを上演するためには、本当に沢山の皆さんのご尽力あって、本番のステージを迎えることができています。関わってくださった方々には心より感謝申し上げます。

第4部(10月27日)ピアノ独奏

第二日は高校生〜大人の生徒さんの演奏を聞いていただきました。経験を積んだ皆さんの演奏は聞き応えがあり、10年以上培った年輪を感じさせてくれました。中学に進むとき9割が、高校へ進むときも半数以上がピアノを続けています。ピアノや音楽に親しむ日常が根付いているのを感じ嬉しい限りです。長い年月見守ってくださったご家族にも感謝と敬意を表します。