第39回発表会

11月4日彩の国さいたま芸術劇場小ホールにて第39回発表会を開催しました。

プログラムの第一部はピアノ独奏です、初出演の生徒さんは恒例の親子連弾に挑戦しました。ピアノ経験のあるお母様も、未経験の方も一生懸命練習を重ねお子さんと一緒にステージを楽しみました。

独奏曲は、世界の民謡、バロック、古典派、ロマン派、近現代と時代別に分け、その時代の特徴や雰囲気を感じ取っていただけるようにプログラムしました。みなさん一年の集大成となるような演奏を聴かせてくれました。

第2部はゲストコーナーです。

今回はY. KID’S Dance をお迎えし素晴らしいダンスを披露していただきました。当教室の皆さんと同世代の皆さんによる圧巻のパフォーマンスや色とりどりの素敵な衣装の数々に暫し時を忘れました。

ダンスは音楽を体で捉え表現する。ピアノは音楽を自分の指先から紡ぎ出す。媒介の違いはあっても、共に技術を磨き音楽を表現する、通ずるものがあると感じました。

谷口雪先生率いる総勢52名のダンサーによる華やかなステージを堪能しました。

第3部では、コロナ禍を経て5年ぶりに劇版アンサンブルを上映しました。この企画はアンサンブルの充実感や、呼吸を合わせる難しさ、バランスなどを学習することができ、何より楽しいです!

今回の演目は子供達の大好きな「ライオン・キング」です。

上映スタイルはDVDから起こしたオリジナルのシナリオを、キャストたちによる声優さながらのセリフやナレーションによって物語を進めていきます。そして各シーンで流れる劇中曲をエレクトーンのオーケストレーションとピアノ2台のアンサンブルによって綴っていきます。

4年生以上はアンサンブル、幼児から3年生は歌とダンスで出演です。練習が始まると子供達から「楽しい!!」という声がたくさん聞かれ、はじめてのアンサンブルで戸惑っていた子も練習を重ねるうちに溶け込めるようになっていきました。本番はコーラスグループ「ラ・ルーナ」のみなさんの素敵な歌声も加わって感動の「ライオン・キング」になりました。

最後のカーテンコールが終わった時には客席から拍手喝采が起きました。この上演にあたって何ヶ月もかけて準備くださったエレクトーン音源制作の宮崎瑞芽先生、アレンジの森下翔巧先生、シナリオ制作の松井由美子さんに感謝申し上げます。

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