第27回発表会 “小さな彩の音楽会” は大盛況!!

2012年10月28日彩の国さいたま芸術劇場小ホール にて森下ピアノ教室第27回発表会“小さな彩の音楽会”を開催しました。

第1部

第一部は、ピアノソロ演奏。一人一人が一年間積み上げて来た成果を発表しました。それぞれ表情豊かでしっかりしたテクニックに基づいた演奏で演奏力が着実についてきていることを感じさせてくれました。それは日常レッスンでのイメージトレーニング、テクニック強化、CD付教材の導入、効率良い練習方法等の取り組みの成果であり、また、本番にピークを持って行く調整力の向上も助け発表会当日に持てる力を充分発揮できたことによると思います。

さらに聴衆を前にして、自分の音楽表現をさらに進化させ、実力以上の力を見せてくれた演奏には胸を打たれました。

第一部の最後はピアノコンチェルトです。エレクトーンの宮崎先生によるすばらしいオーケストレーションにのせて、音大4年生の二人がベートーベンの作品を披露しました。

第2部

第2部はゲスト演奏です。ここでは普段なかなか触れる事の出来ないプロの演奏を鑑賞します。今回はアルパ奏者をお招きしました。

アルパは南米で発祥した民族楽器でハープより一回り小さく、華やかでキラキラした音色です。親しみやすい選曲、奏者のおはなしも興味深く楽しみながらも勉強になるひとときでした。

演奏後の反響も大きく“アルパに見せられた”、“演奏してみたい”、“奏法がおもしろかった”等の感想が寄せられました。

第3部

第三部のアンサンブル演奏は歌、朗読と映像を織りまぜた、ミュージカル仕立ての発表で、今年の演目は“美女と野獣”です。ゲストにはバリトンの児玉興隆さんや女声アンサンブルラ・ルーナの皆さんをお迎えし、主人公の野獣やベルなどをみごとに歌っていただきました。また、お母さん方のアイディアいっぱいの衣装を身につけた子どもたちの歌と振付けには目を奪われました。そして、たった一回のリハーサルで本番をみごとに成功させたアンサンブルチームの集中力には、子どもたちの底力と可能性を感じさせられました。皆さんおつかれさまでした。

この企画のシナリオ、アレンジ、音源作成から衣装、振付まで、全て手作りの舞台をここまで完成させてくださる先生方、お母様方、OB、OG、関係者の方々には感謝して止みません。